あの日、私が体験したこと
以下に書き記した内容は当時の自分の体験談とそのメモであり、それについての詳細を少しずつ思い出しながら加筆して記したものです。
これらの内容は完璧にノンフィクションであり、自分が体験した全ての記録と記憶です。
以下、メモ帳をそのままのコピペします。
2018/08/10 午後1時頃の怪奇現象
この内容を母に話した後、鮮明に覚えていたその時の事を次第に、しかし確実に思い出せなくなっていることに気がつき、今になって慌てて記録を残すことにした。
慌てて書いたせいで誤字が多かったので後日加筆修正した。
その日は朝起きた時から体が異様に重くて眠たかった。
目が覚めた時間は朝9時半の少し前の頃だったと思う。
一度寝室から出て口を軽くゆすぎ、何分間かツイッターやユーチューブの通知とかを調べるためにパソコンと向き合って、それでも体の重さとか眠気とかは一向に治らなかった。
最近は、というかずっと以前から体の不調を感じていたし、朝に弱いのは昔からの事だった。
だが今日は特に酷かった。
それからもう一度寝室に戻って布団に入った。
布団に入って何分間か経って寝た後に、2度も金縛りに似た現象にあった。
体を少しは動かせたので、正確に言えば「金縛りではない」。
こんな怪奇現象にあったのは、人生で初めてだった。
金縛りにあった人の中には目だけは動かせたという人がいたが、自分は目を開くことすらも困難で、一時的に視力も落ちていた。
左目は閉じたままで右目だけしか開くことができず、目に見えるものの全てはぼんやりしていた。
何かまずいことが起こっていると感じて慌てて起きようとしたが起きれなかった。
全身に鉄でもつけてるみたいに重くなっていて、体を少しずつ動かすことは出来ても、起こすことができなかった。
最初は両腕が胴体にくっついてるような状態で、自分が何かに押さえつけられているような感じだったが、全身に力を込めて動かそうとすると、ゆっくりとだが、腕だけは動かせるようになった。
足については多分無理だった。
なんとか動かせた左手を必死に顔の真横に持って行き、何故か全く開かない左のまぶたを指で持ち上げたが、考えられないくらいにまぶたが重く、しかもまぶたを持ち上げても左目はほとんど何も映らなかった。
睫毛が下のまぶたとくっついていたのか、右目の視界には等間隔に太さの均一な黒い線が見えた。
隣に置いていたデジタル時計の文字も確認できなかった。
薄ぼんやりと左寄りの位置にある楕円か、四角のように見える何かがかろうじて分かったので、10時の何分かだと思う。
ベッドから起き上がれずに諦めて全身から力を抜くと、眠ることが出来た。
しばらく寝ていると、もう一度さっきと同じ現象が起きた。
今度はさっきのように視力が極端に下がっているようなことはなく、両目も開けられて隣の時計をしっかり確認できた。
11時48分だった。
横を向いて寝ていたのですぐに確認できた。
そしてこの時、この自分を押さえつけようとしているこの力は、決して善いものではなく、むしろ悪いものだと感じていた。
何か分かりやすいものに例えるとすれば、それはスターウォーズのフォースのような、目に見えない力のようだった。
今度も起き上がろうとして天井を見ると、そこには白い発光する文字がびっしりと天井全体に表示されていた。
何かの夢か錯覚、幻覚、見間違いかと思って一度目を閉じて2~3秒、再び開けてもそこにそれはあった。
自分の寝室にスマホ以外の映像装置なんかないし、そもそもiPhone6にそんな機能はない。
自分は枕元の充電器に繋いだスマホは伏せて寝るようにしているので、画面の文字が投影されたという事もない。
後日、スマホの画面の明るさを最大にしてそこに表示した文字を天井に鮮明な形で投影出来るかを検証したが、やはり無理だった。
それに、その時は明らかに、確実に文字自体が発光していた。
部屋の中心には大きな円形のライトがあるのだが、それがなかった。
もしかしたら、あの時いた場所は自分の部屋ではなかったのかもしれない。
何も無い白い天井にひたすら輝く見たこともない文字が列をなしていた。
自分は普通に考えてまずありえない怪奇現象であるそれを見ても、何故だか不思議と驚くことはなかった。
それどころかどういうわけかそれが慣れ親しんだもののような感覚さえあった。
過去に似たものを見ていたかのように。
「なんだ、これだったか」みたいな。
でも自分にそんな記憶はないはずだった。
この感覚はある種のデジャヴの様なものだったと思うのだが、そんなものに既視感を感じるというのも、それはそれでおかしな話ではある。
その時は早くこの金縛りの様な状態から抜け出したいという思考と焦りが半分と、何故か落ち着いてその文字を読んで、そこに書いてある事を理解しなければという、冷静な思考が半分くらいだった。
ちなみに自分は前世とかを信じているタイプだが、そのあとその奇妙な体験が何か前世と関係があるのかと、一人になって何かを思い出そうとしても全く何も思い出せていなかった。
今でも何が何だか全くわからない。
天井にびっしりと書かれていた発光する文字はハングルや漢字の様な文字だったが画数は少なく、それらの文字を簡略化したようなものだった。
少なくとも英語やロシア語で使われている文字ではないことは断言出来る。
「Ю」みたいな形をした曲線の文字も無いわけではなかったが、それは殆どが四角とか直線とか、あるいはT字型とかL字型のパーツが混じって組み合わさっていて、それは角が丸い「丸ゴシック体」みたいな曲線的な字体で表示しているようだった。
少なくとも手書きのそれではなく、ワードか何かに打ち込んだ文字の様に字体が画一化してある様に見えていた。
その当時の自分は何故かその文字が読める様な気がして、自然と一番上の左端から右に向かって視線を動かした。
だが残念なことに、自分にはその文字を解読できなかったし、その文字を再現できるかと言われれば、一字一句鮮明には覚えていない。
ただ見たことの無い文字からなる文章が白い天井につらつらと書き連ねてあったと記憶しているだけだった。
少なくとも加筆を行なった時点ではぼんやりとしか覚えていない。
どんどん記憶が朧気になっていく様な、消されていく様な気がする。
ただ、その文字がどんな形の文字だったのかという大体の特徴だけは覚えているというだけだ。
感覚的にそれが地球の文字ではないことを自分は知っていたし、それを天井いっぱいに映し出しているなんらかの存在が近くにいることを自分は確信を持って感じ取っていた。
その時は部屋の何かが違っていて、すぐそこに誰かがいた。
その時、母は一階で仕事をしていたが、自分がまさかこんな体験をしていたことには気がついていなかった。
その存在は顔を動かせる範囲で確認できる範囲には見つけられなかった。
自分は二段ベッドを使っていて、下の段を収納用の棚とかを置くスペースとして利用していた。
その存在は自分の死角になる真下にいたのかもしれないが、とにかく目に見える範囲には誰もいなかった。
もしかしたらそれは目に見えない何かだったのかもしれないが、自分は何かの存在を確かに感じ取っていた。
第六感のような。
起きた時は確実にそういう感覚だったとしか言えないが、加筆している今となっては、それが夢だったのか幻覚だったのか、それとも実体験だったのか分からなくなってしまった。
そのあとは体から自然と力が抜けていって、そのまま寝てしまった。
次に目が覚めた時の時間は12時31分だった。
その時は何もなく、それ以来(2018/09/14)現時点で類似した現象には遭遇していない。
自分は8月5日に診察を受けて新しい睡眠薬を貰っていたので、昨晩寝る前にその新しい睡眠薬を服用していたが、それを使い始めて5日になる。
夜に眠れず、布団に入ってから眠るまで30分以上かかる入眠障害があって、自分はそれで薬をもらっていた。
最初はその薬の副作用かと思ったが、それまでは別に何もなかった。
そもそも自分がもらったのはただの睡眠薬で、幻覚を見るような麻薬ではない。
自分はこの事を、
(あくまでも「そっち系」のスイッチを完全にONの状態に入れて考えた場合)
ある種のオカルト的な(例えば霊的な、あるいは宇宙的な)人智を超えた謎の存在が、何らかの目的を持って自分の元にやってきたのだと思っている。
だが、この時起きた出来事について、未だに自分で自分を信じられないでいる。
あの時自分の身に何が起きたのか全くわからないからだ。
こうしてブログを始めたりして情報を集めている理由も、その時の真相が知りたくて始めたというのもある。
そしてその探求は今も続いている。
何か詳しい人から情報を得られるんじゃないかと思っている。
それ故に自分はこの体験を全世界に、ネットの海に残すことに決めた。
以上。