ジョージアガイドストーンについて
●そもそもジョージアガイドストーンとは
ジョージアガイドストーンとは、1980年にアメリカのジョージア州エルバート郡に建てられた花崗岩のモニュメントであり、意味深な10ヶ条の文章が8つの言語で書かれている。
このモニュメントの発注はR・C・クリスチャンという人物がとある石材建築業者に依頼したものであるが、その名前はただの偽名である。
「現代の十戒」とも「アメリカのストーンヘンジ」とも呼ばれている。
そして、ジョージアガイドストーンが現在物議を醸している最も大きな要因はその条文の内容であり、その問題となっている内容は以下の通りである。
(条文はウィキペディアより抜粋)
日本語訳
1.大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
2.健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く
3.新しい生きた言葉で人類を団結させる
4.熱情・信仰・伝統・そして万物を、沈着なる理性で統制する
5.公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する
6.外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する
7.狭量な法律や無駄な役人を廃す
8.社会的義務で個人的権利の平衡をとる
9.無限の調和を求める真・美・愛を賛える
10.地球の癌にならない 自然の為の余地を残すこと
この内容の文章が英語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ロシア語でそれぞれ書かれている。
この中で最も問題だとされているのは最初の1条だ。
1.大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
『人類は5億人以下を維持する』
大自然と共存云々というのは、まぁごもっともな話ではあるが『5億人以下を維持する』とはどういう事か。
2018年現在における地球人口は最大74億から75億人である。
これを5億人以下にするというのだ。
もしも、仮にこれを実行に移すとして、残りの70億人はどこに消えるのか。
月や火星、それとも宇宙コロニーに移住させられるのか?
それならまだ救いはあるだろうが、もしこれが人類の大量虐殺による人口削減であれば大問題になる。
もちろんこれが設置されたアメリカでは、大きな論争を呼んでおり「悪魔崇拝の秘密結社が設置したものだ」とする説や「カバール(イルミナティの上位組織)がNWO実現の予告として設置したものだ」とする陰謀論が今でもまことしやかに囁かれている。
●筆者の私見
先述した陰謀論的な論調は案外、的を射ているとのではないかと思われる。
第一に、現在秘匿されているフリーエネルギー装置を一般に開示すれば人類を5億以下に削減する必要は全くない。
(コズミックディスクロージャーにて、エメリースミス氏の言を借りれば、彼自身が開発したフリーエネルギー装置の部分開示はおそらく2019年3月ごろに起こるだろうとのこと)
繰り返し言うが、現代や近い将来実現化する先進テクノロジーさえあれば、スターリンやヒトラーや毛沢東も裸足で逃げ出すような数十億人規模の人類を大量虐殺などする必要もない。
それどころか百億人以上の人類を養うことが可能である。
ある匿名の情報筋によると、それらの先進テクノロジーがあればアマゾン川流域の地域だけで20億人が暮らせるという。
この通り、ジョージアガイドストーンの第1条は、一分の合理性すらないどころか全くもって現実と矛盾しているのである。
その後の第2条からはごもっともな理想論や綺麗事が並べ立てられているが、結局は最初の一文にのみジョージアガイドストーンの真意は集約されているのだろうことは容易に想像がつく。
第2条からの条文は私からすれば第1条を正当化するための戯言に過ぎない。
私から確実に言えることは、私たちはこの5億人の中に入ろうとしてはいけないと言うことだ。